てつがくするじかん

 芝刈り機のちょっとしつこいエンジン音を聞きながら
それでもスヤスヤ眠る娘を見ながら、こういう時間が確かに少なかったな、
と思いながらこの数日を過ごしています。
少しづつ体調も良くなってきました。

今朝、奈良の親戚の叔母からの電話で
「神様がてつがくする時間をくれたんやね」
というような言葉をもらいました。
哲学なんてよくわからない話ですが、
何かはっきりした答えを導き出すよりは、
こういう方向に進んだ方が全体として幸せが増えるんじゃないか、
というようなことをいつも考えています。
が、入院前はシゴトや子育て、その他いろいろやらなくてはいけないこと、
政治や選挙、世の中の流れとしても私の想いとは違う方向へ進んだり、
私だけではコントロールできないことも多く、
そういったストレスがグーッと押し寄せてきたような気がします。

もっと上手に周りの人に相談したりしながら
過ごしていかなくてはいけないなと
反省しています。


公務員は30年先を
インディアンは七代先を
考えるようですが、
私としては孫や曾孫の代になった時に
私たちが受け継いでいる歴史や伝統、文化、芸術のよい点をしっかりと残すこと、
負の遺産を残さないことが大事じゃないかと思います。

多数決で負けることがあっても、
ちょっと体がいうことをきいてくれない時があっても、
あまり短いタームで考えずに
たまには「てつがくするじかん」をとりながら
強い意志を持って何度でも立ち上がりながら
すすんでいきたいと思います。





















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