つくる気持ち 履く気持ち




私からあなたへ
この靴を届けよう
広い世界にたった一人の
私の好きなあなたへ


歳老いたあなたへ
この靴を届けよう
心優しく育ててくれた
御礼がわりにこの靴を


夢のないあなたに
この靴を届けよう
愛することの喜びを知る
魔法じかけのこの靴を


知り合えたあなたに
この靴を届けよう
今後よろしくお願いします
名刺がわりにこの靴を


別れゆくあなたに
この靴を届けよう
寂しいときに履いてほしい
遠い大地でこの靴を


私からあなたへ
この靴を届けよう
広い世界にたった一人の
私の好きなあなたへ


私の好きなあなたへ





財津和夫さんの「切手のないおくりもの」を
くつのつくり手としてアレンジしたものです。


先日久しぶりに映画館で見た「繕い裁つ人
エンディングでふとこの歌詞が思い浮かびました。
この歌詞のような気持ちで
これからもよいものづくりを続けていきたいと考えています。

そしてこのタイミングでやってきた展示会。
”wear" @gallery ten  さん
期間は4月1日〜27日です。
新たな取り組みを交えつつ
みなさまの笑顔を想像しながら準備しています。


4月12日(日)以外は在廊予定です。
足について、靴について、近況報告など
お会いしてお話しできるのを楽しみにしています。
よろしくお願いいたします。



























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