たいあん
みなさまこんにちは。
早いものでもう7月です。
先月は大網のgallery tenさんの企画展に参加させていただき、
その準備もあって、5、6月が本当にあっという間でした。
6月1日からの企画展のお話をいただいたのが4月下旬…
できるかな?大丈夫かな?自分でいいんだろうか?
などなど不安もたくさんありましたが、
なぜか心の中のミクロオダカがGOサインを出していたので、
家族や周りの人たちにも助けていただきながら
なんとか準備期間を含めて約2ヶ月を乗り切れそうなところです。
ん?乗り切れそう…?
たくさんのご注文をいただき、
ただいま一生懸命製作にとりかかっています。
①くつつくりワークショップと②注文靴製作に加え
③サンダルワークショップもちらほらと始まっています。
そして企画展というトライアスロンが終わったと思ったところ、
ギャラリーオーナーのOさんから
「7月にサンダルの個展やりませんか?」
というオファーをいただき、
なぜかここでもミクロオダカがOKを出してしまったため、
上記①〜③に加え
④サンダルの個展準備をやっています。
トライアスロンのゴールがマラソンのスタートだった…
というような感じですが、
鉄人目指してがんばります。
そして大事なことが一つ。
師匠モゲさんのお話の中に
手づくりクツは、丸ごと足分、自ら手でつくる一人称のしごと、だから「責任がもてる喜びを感じています」・・・と自ら工房をもった女人の言葉。自らのシゴトに責任のもちようのない、分業でつくる手づくり
クツを手づくりクツと言ってはいけな
い・・・分業は三人称・・・
そう、『責任』という言葉。
組織の中にいるとどうしてもなすり付け合いになりがちなこと。
今自分で丸ごと足分靴をつくるようになって、
『責任』をもてる喜びと同時にいろいろ難しさを感じています。
つくった靴をちゃんと履いてもらえているだろうか?
たまに埃をはらう程度でもいいからメンテナンスしてもらえているだろうか?
履いているうちにどこか不具合がでてきていないだろうか?
何かあったらなるべく早めにお会いして確認させていただいて
足と靴とのよい関係、履き手とつくり手とのよい関係を継続していく、
ということが『責任』ということにつながっていくと考えています。
『靴』という身につけるアイテム一つをとっても
やること、考えること、よりよくしていくことはたくさんあって、
「私の責任で」と言えるのは両手を広げたぐらいの範囲でつくったものではないかと
感じています。
2014年7月1日に閣議決定されたこと、
日本の国民1億2000万人の命を預かる責任なんて
一人の人間が到底とれるものではないでしょう。
二枚舌であべこべ言ってないで、
本心で人と向き合ってくださいね。
今はいろいろ忙しいでしょうけど、
自分の履く靴を一足つくってみてはいかがですか?
きっと今とは違う、いろいろなよい気づきが得られます。
そしてみんなが納得できる新たな一歩を踏み出せると思います。
私でよければ手ほどきさせていただきます。
よろしくです。
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