はんぷ





高校生ぐらいの時、
妹が買っていたnon-noを見て、
京都の一澤帆布に興味を持ちました。


二十歳ぐらいの時に一人で京都に旅行に行き、
念願だった一澤帆布に行きましたが、
なぜか「かばん」ではなく「エプロン」を買ってきました。


きっとそのころから靴をつくる時に必要なもの、
という意識がどこかにあったんだと思います。


その時に購入したエプロンはやぶれたり、
穴があいたところを革で補修してあったり、
のりがついたりしていますが、
まだ現役でがんばっています。


そうして考えてみると、
靴をつくっている時間と
帆布と過ごしている時間は
ほぼ同じぐらいなんだな、
と気がついた秋の夜です。




今は帆布の製品を取り扱うお店がたくさん増えて、
その土地その土地に一件ぐらいは
帆布バッグのお店があったりしますが、
ここ外房エリアにも


という素敵な帆布の「かばん」があります。



先週の土曜日に
pageアトリエにて開催されている
ワークショップに
くつつくり土曜クラスのメンバーと一緒に
参加してきました。





はじめにこんな感じで裁断済みのパーツが
パッケージされています。

袋を開けるところからワクワクははじまっています。






作業内容はミシンをかけることが中心です。
はじめにpageこと西田さんがお手本を見せてくれるので、
同じようにすすめていきます。


普段はポストミシンという下糸の釜の部分が
凸になったミシンを使っているので、
洋裁用のミシンの使用には若干の不安をいだきつつ、
いよいよ作業スタートです。


基本的には真っ直ぐ縫うだけですが、
指を縫ってしまったり、、、
針が折れて飛んできたり、、、

することはなく、

でもどこか緩やかな曲線を描いていたことは
ここだけのヒミツです。




こちらはご一緒したAくん、
今回の言い出しっぺは彼だったと記憶しています。


さすが、器用に丁寧にきれいなステッチをひいていました。






最後に
「PAGE WORKSHOP」と
シリアルナンバーのスタンプを押してもらって完成です。
今回は10〜13でしたのでじゃんけんで勝った順に
好きな番号を選びました。

この番号この先いくつまで増えていくのか、
とても楽しみです。





今回できあがった
「さんぽトート」たち。

実はHP内のサンプルと若干色使いが違うのですが、
持ち手と内ポケットは今回参加したメンバー内で
シャッフルしてつくりました。



くつつくりワークショップでは主催者ですが、
今回は久しぶりに教わる側として参加できたことで、

「つくる」ってとてもワクワクして楽しいことだと
改めて感じることができたり、
そのワクワクがどこからくるか、
ということについてや、
かばんの構造について
いろいろ勉強になりました。


自分の世界をつくることも大事ですが、
外の世界に飛び込んで学び続けることも
必要だな、と感じました。



作業を終えて帰る時に
「楽しかった」
って思い続けてもらえる場所になるように
工夫して、知恵をしぼっていこうと思います。



西田さん、ありがとうございました!





『page』次回の展示会についてはコチラ
























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