どっちもどっちも

昨日は驚くほど何もないところにあるこの工房に
高校の同級生が訪ねてきてくれました。


どういう流れで靴づくりの道に進んでいったのか、
どういう流れで靴ができていくのか、を少しお話して、
足の計測へ。

足長の割に、甲が低くて細い足。外反母趾、内反小趾。

足に合う靴がなかなか無くて、履ける靴は大事にしているとのこと。
そんなわけで簡単な修理をいくつかさせていただくことに。

つま先のケバケバの補修をしたり、
巻き革の補修をしたり、
クレープのソール交換はお預かりして、させていただくことに。

あとは、持ってきていただいた靴を実際に履いてもらって、
もっとストラップをしっかり留めて、とか
中敷きを入れた方がいいんじゃない、とアドバイスを少々。

写真の靴を履いてもらった時、
かかとをしっかり合わせてもらって、
ストラップをきゅっとしてみたら
「おっ」という表情が見えたので、
靴をちゃんと履くことの大切さ、気持ちよさを
少しでも体験してもらえたのでは、と思います。


写真とり忘れましたが、ケーキの差し入れをいただきました。
またもや前半見逃したサッカーの後半とともにいただきました。
ありがとうございます。

いろいろお話をさせていただいて、
手製靴も既製靴も履く人にとっては同じ靴であって、
優劣云々はあるかもしれないけれども、その人にとっては
それぞれが大事なもの、ということが確認できました。


自分が作った靴だけではなくて、自分のまわりにある靴も
大事にしていこうと思います。


















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