第１回サンダルワークショップ

２０１０年８月８日（日曜日）

第１回サンダル作りワークショップをやりました。

参加者は夢の王国以来の先輩？友人？のS山氏。

一言で表すととてもスマートな方です。

親指よりも人差し指の方が長いギリシャ型の足をしています。

フットプリント採らせてもらったら、横のアーチが少し落ちてきてました。

時間に余裕があれば、インソール製作の話もできましたが、

それはまた次回のお楽しみに。

午前中にサンプル作り、フィッティングをして、

お昼休みを挟んで本番製作に入りました。

削ったり、穴を開けたりして、中底の作成。

ハンマーを使うのが久しぶりで、

「手を打ちそうだ」と何度も言ってましたが、

無事けがも無く終了。

ストラップの製作。

何種類か用意した革の中からネイビーの革を選びました。

包丁は、なるべく作業しやすいように事前に研いでおきました。

初めて使うにはちょっと大変ですが、長い直線もかなりうまく

裁断していました。

ストラップの取り付け。

片方を仮止めしてから足に合わせて調整していきます。

注）のりのフタはすぐに閉めましょう！

「針仕事苦手なんだよ」と言いながらも、ストラップの裏をきれいに補強できました。

圧着用ののりを塗って、２０分待ちます。

その間に片付けを少しやって、冷たい飲み物飲んで、一息つきます。

圧着して出来上がり。

仕上げはコバをCMCで磨きました。

一度引いた汗が再び襲ってきました、、、、

一枚の革の状態でみると、濃いネイビーの印象を受ける革ですが

サンダルにしてみると、さわやかな明るいブルーに近い感じです。

そのへんを選ぶあたり、さすがS山氏です。
フィッティングもいい感じに仕上がりました。

工房の環境、

事前に注意しておかなければいけなかったこと、

ペース配分など、

本当にいろいろなことが反省点として自分の中に残りましたが、

そういったことに気付けたことが、何よりの収穫でした。

かなり唐突な開催にも関わらず、参加してくれたS山さんに感謝です。

ありがとうございます。

いろいろな面でグレードアップして次回開催できるように

がんばります！！

教える事の難しさと楽しさを身を以て実感できた一日でした。